すみだ食育goodネット_団体の概要

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ごあいさつ

すみだ食育goodネット 大久保代表理事
 本団体は、官民協働による「すみだの食育」を推進することを目的に平成22(2010)年4月に設立し、令和6年度の総会にて私が代表理事に就任いたしました。
私はこれまで歯科医師として地域医療に携わってきました。国は「診療所完結型」から「地域完結型」へと提唱し、地域では多分野連携、多職種協働などの動きがあります。
 15年前、自分にできることは何かと考え「すみだの食育」に参画し「食で!育む」様々な取組の価値と無限の可能性を感じてきました。
これからも分野や地域をこえて多様な人と出会い、そのつながりを生かしながら官民、民民、地域間の協働を育み「協創の食育」を拓いていきたいと考えています。

理事長の写真

1.「を!に!で!」で育む「すみだの食育」

 食育イベント「を!」開催する、講演会「を!」実施する、栽培体験や料理講習会「に!」取り組むという「を!に!」の実践と同時に、その取組「で!」何を実現するのか?何が実現できたのか?という「で!」を意識した取組を進めていきます。
「を!に!で!」で育む「すみだの食育」をスローガンに次なるステージをめざしていきます。

2.食で!「大切にしたいことを大切にした取組」を育む
(1)育ち合うひと

 協働で進める「すみだの食育」それを担うのは人です。
 多様な人と出会い想いを共有し、その縁を大切につなげることで様々な取組が生まれていきます。つながることに手間をかけ、関わる人たちの夢を実現し人生が豊かになるような「育ち合うひと」を育んでいきます。

(2)WinWinのしくみ

 「食」に関わる分野は多岐にわたり、多様な人が関わる中で関係者がWinWin(双方にとって有益)となる取組が大切です。
 令和元(2019)年より「特別区全国連携プロジェクト」に関わり「関係人口、交流人口の創出」を目的に大生産地の北海道芽室町と大消費地の東京都墨田区との「食」を通じた取組が始まりました。どのような取組であっても「WinWinのしくみ」を実現できるよう取り組んでいきます。

(3) 生かし合う「まち」

 地域には多様な資源があり、様々な得意分野、個性を持った人たちがいます。それらが特定の分野の中でまたは分野や地域をこえてコラボレーションし、協創の食育が生まれ続ける環境が大切です。
 多世代の人たちが食を通して豊かな体験ができる場や子どもたちが体験を通して人生の選択肢を増やすことができる「生かし合うまち」に向けてチャレンジしていきます。

3.未来協創プロジェクトへ

 墨田区内から始まった「すみだの食育」は、15年を経て他地域との協働による様々な取組へと発展してきました。新たな出会いや取組を創生するプラットフォームの「拠点」をつくり、交流の輪を広げ、次世代の若者たちと一緒に活動する「未来協創プロジェクト」へと更なるあゆみを進めていきます。

おわりに 

 すみだ食育goodネットは、2025年に設立15周年を迎えるにあたり、今年度から新体制となりました。
 新たに3つの方針を掲げ「食で!育む」という道を拓いていきたいと考えています。
 今後ともよろしくお願い申し上げます。

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団体概要

団体名 すみだ食育goodネット
所在地 墨田区文花1-32-1-101
電話 03-5631-7035
FAX 03-5631-7036
役員等人数 14名
事業内容 食育の推進
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組織図

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すみだ食育goodネット あゆみ

平成17年6月
  • 国は、食をめぐる様々な状況の解決に向け、食育の推進を国民運動として取り組むため、「食育基本法」を制定し、平成18年3月には「食育推進基本計画」を策定、東京都においても平成18年9月「東京都食育推進計画」を策定しました。
平成19年6月
  • 墨田区では、「墨田区食育推進計画」を策定し、区がめざす食育を「みんなが健康でたのしい食環境を通じて豊かな人生をおくる」としました。
平成22年4月
  • さらに墨田区では、『みんなでつくる「すみだの食育」=チャレンジ プラン=(墨田区食育推進行動計画)を策定し、協治・協働の理念のもと、『つながり』を大切に、多様な主体による創造的な取組を「区民運動」として推進することになりました。

《すみだ食育goodネットの設立》

  • すみだ食育フェスティバル2009を通してつながった区民、地域団体、NPO、事業者、企業、大学等の関係者が集まり、『すみだ食育goodネット』を設立し、「すみだらしい食育文化」を育むまちづくりを目指して食育活動をはじめました。
平成22年6月
  • 会員及び区民等からの電話、FAX、メール等への問い合わせに応じる受付業務(月・水・金の午後1時~午後4時:年末年始除く)、庶務・会計業務を遂行し、スムーズな運営を行うために、事務所を開設しました。
平成23年5月
  • すみだ食育推進リーダーを構成員とした事業部を設け、食育に関する会員の知識・技術の向上を図り、人材を活用した地域貢献を行い、会員相互の情報交換等を行うことを目的に「リーダー研修事業部」を新設しました。
  • 墨田区食育推進計画に合わせて、地域における食育の取組を推進するため「地域活動支援事業部」を新設しました。
平成24年6月
  • 墨田区では、「墨田区食育推進計画」を改定し、区民と区の協働による計画を策定、推進体制の中にすみだ食育goodネットが位置付けられました。
平成24年11月
  • 墨田区長より【墨田区環境改善功労者・功労団体区長感謝状】をいただきました。
平成25年2月
  • 内閣府が主催する食育推進評価専門委員会にて墨田区保健計画課と一緒に「すみだの食育」について活動を報告しました。
平成25年3月
  • 食育推進に関する市町村の実践事例調査報告書(内閣府発行)の中で紹介されました。
平成25年7月
  • 平成25年度食育白書(内閣府発行)で紹介されました。
平成26年6月
  • 「第9回食育推進全国大会~しあわせ信州食育フェスタ2014~」に参加しました。
平成27年3月
  • 「第10回食育推進全国大会すみだ実行委員会」が発足され、すみだ食育goodネットの役員も委員となり全国大会に向けた検討を行いました。
平成27年6月
  • 「第10回食育推進全国大会inすみだ2015」を支援しました。
  • 内閣府より【食育推進ボランティア表彰状】をいただきました。
平成28年4月
  • 会則及び組織を改定しました。
  • 多様な人々が集い、一緒に作って一緒に食べる“協食”の場である「すみだ街かど食堂」を開始しました。
平成28年6月
  • 「第11回食育推進全国大会inふくしま」に参加しました。
平成28年8月
  • 新たな「墨田区食育推進計画」策定に向けたワークショップを支援しました。
平成29年6月
  • 墨田区では、新たな「墨田区食育推進計画」を策定し、区がめざす食育を「みんなが笑顔で楽しい食環境を通じて豊かな人生をおくる」とし、「協創の食育】を推進する環境づくりを進めることになりました。
  • 「第12回食育推進全国大会inおかやま」に参加しました。
平成30年5月
  • 平成30年度の総会にて、すみだ食育goodネットの取組姿勢として「0(ゼロ)からの響創育」を発表しました。
平成30年6月
  • 「第13回食育推進全国大会inおおいた」に参加しました。
平成30年10月
  • 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター相双地域サテライトとの出会いから、新たな取組「食育から生きる力を養うワークショップ2018」を開催しました。
    (主催:福島大学うつくしまふくしま未来支援センター相双地域サテライト、共催:すみだ食育goodネット、後援:墨田区)
    この取組をきっかけに[若者チーム]が誕生しました。
平成31年2月
  • 防衛省自衛隊東京地方協力本部城東地区隊本部江東出張所とつながり、墨田区と合同で講演会「災害への対応~自助共助~」を開催しました。
令和元年5月
  • 動画『食育で「夢コラボ」~福島相双地域&すみだ~視察編、ワークショップ編』を制作しました。
令和元年6月
  • 「第14回食育推進全国大会inやまなし」に参加しました。
令和元年11月
  • 特別区全国連携プロジェクトの1つとして、北海道十勝地域18町村と台東区・墨田区が連携することが決定。本格実施前のプレとして墨田区より依頼を受けて、北海道芽室町と"「芽」から始める「すみとかプロジェクト」"に取り組みました。
  • 「知る!出会う!体験するinふくしま2019」を実施しました。墨田区及び児童館職員が参加し、被災地の状況や復興にかける現場の様子等を視察しました。
令和2年 1月
  • 「トークライブ」~『「芽」から始める「すみとかプロジェクト」』~に北海道芽室町役場職員、生産者、事業者が来訪、すみだ青空市ヤッチャバも視察されました。
令和2年 2月
  • 「芽」から始める「食育で!ワークショップ」芽室駅前プラザ2階セミナーホールで芽室町の関係者とgoodネットメンバーが一緒に取り組みました。
令和2年 3月
  • 芽室町関係者とすみだ食育goodネットの協働でワークショップを行い、「食育で人をつなげる!」リーフレットを発行しました。
令和2年 6月
  • 2019年度特別区全国連携プロジェクト 『食育で人をつなげる!「芽」から始める「すみとかプロジェクト」』の動画を制作しました。
令和2年12月~
令和3年2月
  • 特別区全国連携プロジェクトが本格実施となり、”「芽」から始める「すみとかプロジェクト」パートⅡ“として、墨田区と芽室町をオンラインで結んだ企画会議を3回開催しました。
令和3年 6月
  • 「第16回食育推進全国大会inいわて」(オンライン開催)   すみだ食育goodネットの活動について、動画を提供しました。
令和3年11月
  • 新たなネットワークづくりを目指し、千葉大学環境デザイン研究室とつながり、トークライブ“「食で!」地域をデザインする”をハイブリッドで開催しました。
令和4年 1月
  • 特別区全国連携プロジェクト“「芽」から始める「すみとかプロジェクト」パートⅢ~すみだ&めむろ「子ども」ワークショップ~”に取り組みました。
令和4年 6月
  • 「人づくりセミナー」を開催しました。テーマは、協働で進める「すみだの食育」その“ルーツ”とこだわりから「新たな一歩を探る」とし、講演とワークショップを行いました。
  • 「第17回食育推進全国大会inあいち」に参加し、芽室町のなまら十勝野の生産者がブースの様子を見学に来られました。
令和4年11月~
令和5年2月
  • 特別区全国連携プロジェクト“「芽」から始める「すみとかプロジェクト」パートⅣ「縁を結ぶ」”にて、オンライン会議2回とオンライン講演会『子どもの「食べる機能とその対応」から考える』を開催しました。
    (オンライン講演会は、芽室町と墨田区をつないで開催)
令和5年 1月
  • 冊子「食で!育む」vol.1を発刊しました。
令和5年 3月
  • 動画『「プラットホーム機能」をもつリアルな拠点づくりを目指して』を制作しました。
令和5年 6月
  • すみだ食育フェス2023【特別講演会】『子ども(学童期)の「食べる機能とその対応」から考える』を開催しました。 (オンライン講演会は、芽室町と墨田区をつないで開催)
  • 「第18回食育推進全国大会inとやま」に参加し、すみだ食育goodネットのブースにて芽室町の活動を紹介するコーナーを設け、芽室町役場職員、なまら十勝野の生産者と共に取り組みました。
令和5年10月
  • 墨田区長の北海道芽室町表敬訪問に同行し、「食で!つながり、交流の絆を育む“未来協創ワークショップ”」に取り組みました。
令和6年 2月
  • 「墨田区食育推進計画」の評価モデルの作成に向けた「定性的な評価」ワークショップ(1回開催)に参加しました。
令和6年 5月
  • 多様な分野との協働、協創による新たな取組に柔軟に対応するため組織を改革。新たに代表理事制とし会則を改定しました。
  • 令和6年度の総会にて、『「を!に!で!」で育む「すみだの食育」』を発表しました。
令和6年 5月~
  • 特別区全国連携プロジェクト関連事業として、芽室町の農業者と墨田区の児童館(3館)、コミュニティ会館(1館)をつなげた「野菜を育ててみよう!」の取組を試行的に行い「牧場オンラインツアー」の実施について検討を行いました。
令和6年 6月
  • 「ワクワクEXPO with 第19回食育推進全国大会」に墨田区、芽室町と共にブースを並べて参加し、全国の関係者との意見交換を行う「しゃべり場」を設けました。
  • すみだ食育フェス2024【特別講演会】『子ども(乳幼児期、学童期)の食べる機能といざ!という時の対応について』を開催しました。(オンライン講演会は、芽室町と墨田区をつないで開催)
令和6年10月
  • すみだ食育goodネットが15年間の取組を続ける中で「大切にしてきた暗黙知」を「実践知」として見える化し、冊子「バイブル ぶるるん♪ すみだ食育goodネットの実践知」を作成しました。
令和6年10月~11月
  • 「墨田区食育推進計画」の評価モデルの作成に向けた「定性的な評価」ワークショップ(3回開催)に参加しました。
令和6年11月
  • 特別区全国連携プロジェクト関連事業として、墨田区健康推進課と一緒に北海道芽室町を訪問し、『自治体間の「連絡会」立ち上げ』に関する会議等に参加、ワークショップ「“これまでを振り返って想うこと” そして、新たなチャレンジへ」を行いました。
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会則

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